脂肪肝

脂肪肝「フォアグラ」について・・・
脂肪肝とは、肝細胞に中性脂肪が異常に蓄積した状態を指します。
特に中年になると多く見られるため、定期的に病院で検査することをお勧めします。

脂肪肝は中年になったら、定期的に病院で検査しましょう。

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脂肪肝

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昔はやせている人が多かったのに、現代では食べ物が米国化してお肉中心だったり、ハンバーガーなどのファーストフードが人気だったりして現代病の一つでもあるとされている脂肪肝の人が増えています。
まず、脂肪肝について、医学的にお話してみたいと思います。
脂肪肝は、肝細胞に中性脂肪が異常に蓄積した状態をいいます。
原因としては過栄養、肥満がほとんどです。
ほかにステロイドホルモン投与、高カロリー輸液、腸管切除後や栄養失調などが原因になることもあります。
急性の脂肪肝もありますが、大体の人は食事性の脂肪、糖質の過剰摂取。
肝での脂肪酸、中性脂肪酸、中性脂肪の分解の障害。
肝への遊離脂肪酸の流入の増加などがあげられます。

そのほかにもアルコールや薬剤、妊娠などがあります。
分類としては、大きくアルコール性脂肪肝と非アルコール性脂肪肝に分けられます。
この2者は肝生検像が異なります。
ガチョウや鴨の肝臓を強制肥育によって、肥大化させた高級食材「フォアグラ」や稀にニワトリの雌鶏に見られる「白肝」も実は脂肪肝なのです。
症状は無症状のことが多いので脂肪肝は気づかないうちになっていることが多いのです。脂肪肝の検査としては」、血液検査が一般的です。
この血液検査でしばしばAST(GOT)、<ALT(GPT)となる逸脱酵素の上昇が見られます。
また腹部超音波検査というものがあります。
この脂肪肝での腹部超音波検査では「肝腎コントラスト上昇」(腎よりも肝が高エコー)や「肝脾コントラスト上昇」(脾より肝が高エコー)が見られます。
そして、深部減衰も見られます。
肝は肥大し、肝右葉下端が右腎下極よりも尾側に位置することがあります。
超音波が斜めに入射する胆襄壁では、壁が不明瞭化する「fatty boundless sign」も見られます。
限局性に脂肪沈着が多い部分・少ない部分がある場合、腫瘍と鑑別を要します。
鑑別点は、門派など正常の脈管構造の有無などです。
それから脂肪肝がひどくなってくると、CTをとったり、肝生検をします。
肝生検は非アルコール性脂肪性肝炎については確定診断にかかせないので、脂肪肝がひどくなってくるとそれも踏まえて検査することになるので、早期に脂肪肝は治したいものです。

脂肪肝の治療としては、原因があればその除去・治療です。
もしも、誘因がなければ、脂肪肝の治療としてインスリン抵抗阻害剤などが用いられますが、その確証や薬理活性はまだ判然とはしていません。
脂肪肝の予後として、原因不明の肝硬変の多くは見つからなかった非アルコール性脂肪肝ではないかと考えられています。
また非アルコール性脂肪性肝炎になってしまうとそれだけで予後は悪いです。
一部は肝硬変や肝癌へ移行すると考えられています。
これらのことを聞くと怖くなってしまいますが、何事も早期に脂肪肝を治療することが大切です。
そして、食生活に注意することも大事なことなので気をつけたいものです。

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2010年3月

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